東京さばい部

TOKYO SURVIVE 東京砂漠で生き残れ

ハンバーグカレーはカヴァーデイルペイジか。否。

ハンバーグカレーが食べたくなった。いきなり。

食べたくなった、と言って、何処に行ったら食べられるのかわからないメニューというものがある。「ハンバーグカレー」もその代表格な気がする。

ファミレスのメニューにハンバーグがあったとする。カレーもあったとする。として、ハンバーグカレーがあるか、と言えば、これはない場合の方が多い。

何故か。やっぱりどことなく、ハンバーグとカレーは他所他所しいのである。

例えば、「カツカレー」というメニューがある。これはもう鉄板中の鉄板である。ロックで言ったらレノンマッカートニークラスである。お互いソロで行ける実力はある。しかしペアを組むことで、化学反応が起きるのである。ワンプラスワンが、スリーにもファイブにも化けるのである。

対してハンバーグカレーはどうか。どちらもソロで行けるもの同士だが、組んだときのメリットがあんまり見当たらないのである。ロックで言ったらカヴァーデイルペイジみたいなものである。つってそんな喩え、平成三十一年の今、誰がわかるのか。今の人達にわかる喩えはないものか。宮本浩次椎名林檎トラジ・ハイジ久米宏横山やすし?ってどんどん喩えが古くなってるがな。まあよい。

ロック好きな私も、カヴァーデイルペイジは一度も聴きたいと思ったことはないが、ハンバーグカレーは食べたくなったのである。して。

ここならあるだろう、と思いついたのは松屋であった。そそくさと最寄り駅の松屋に向かったところ、果たしてそれはメニューには存在した。が。

f:id:TokyoGyango:20190110214455j:image

まさかの販売休止であった。カヴァーデイルペイジなのだから致し方ない。

しかし一度食べたいと思ってしまったものは収まらない。仕方ないので、コンビニでチルドのハンバーグ、レトルトのカレーとごはんを買って帰り、ハンバーグカレーにありついたのだ。

f:id:TokyoGyango:20190110215204j:image

が。

f:id:TokyoGyango:20190110215218j:image

食べて思った。ルーのチョイスを完全にしくじった。肉に合わせるから、と思って、野菜多め、みたいなルーをチョイスしたら、なんですかね、トマト的酸味の強い、そんなルーだったので、まったくハンバーグと調和しなかったのである。COMPLEX以上のミスマッチである。ビーマイベイビー。いやあれはマッチしてたのか?わからん。とにかく私の求めていたものとは遥かに違ったのである。

 

そんな絶望の一夜を過ごしたのが昨晩のことである。

 

で、基本的に待てない性格なので(笑)本日CoCo壱番屋でリベンジしてきました。ハンバーグカレー。ソースはビーフソースをチョイス。

f:id:TokyoGyango:20190110215737j:image

まあソースのチョイスもバッチリキマって、味もドストライクで、見た目も王道中の王道で。カヴァーデイルペイジとか言ってすみません。マイケル・ジャクソンポール・マッカートニーの「セイ・セイ・セイ」くらい、いやミック・ジャガーデヴィッド・ボウイの「ダンシング・イン・ザ・ストリート」くらいに格上げさせて頂きます。でも、パーマネントなユニットには成り得ないのよねえ。

 

とにかく間違いない味ではあったけど、しかしココイチ高いね。ていうか、これが普通と思うべきなんだろうけども。いまだに謎なのは、松乃家のロースカツ定食、なんで530円で出せるのか信じられんつうことですよ。と、思いっきり話が逸れ始めたので、本日はこのへんで失礼いたします。

Coverdale & Page

Coverdale & Page

 

カヴァーデイル・ペイジは元レッド・ツェッペリンジミー・ペイジと元ホワイトスネイクのデヴィッド・カヴァーデイルが共に落ち目だった時代に組んだユニット。そもそもデヴィッド・カヴァーデイルがペイジのツェッペリン時代の盟友ロバート・プラントの物まねと言われて「デヴィッド・カヴァーバージョン」なんて揶揄されてたくらいで、ふたりが組んだときは悪い意味で「まさか」という声が世間に溢れたわけです。好きな人いたらすみません。でも、どう考えても、いいわきゃないんだよね。ていうか国内盤廃盤なの?やっぱりハンバーグカレー・・・