2017秋冬のコロンビアは今までとはなんか違う気がした話。
お久しぶりです。
さて。コロンビアというアウトドアブランドがございます。
自分におけるコロンビアの評価は「おっさんくさい(いやおっさんに言われたくないと思うけどさ)」「ヘタしたらモンベルよりダサい」「だいたい安い」とまあ、こんな感じで、アウトドアショップに行ってもほぼ、売り場スルーしてたんですよ。
ところが先日、いい感じのレインジャケット探してるときにこの秋冬の新製品群が目に入りまして、あれ。なんか垢抜けてね?と。
たまたま自分の感覚か世の中的にかはわからないけども、ちょっとレトロな感じがいいなあという感覚に、しっくりくる感じのものが多い。
実際、リアル店舗に行って製品見てビックリしたし、秋冬のカタログもらって眺めると、とにかく、いい感じ。
DOCTOR DENIM HONZAWAこと本澤祐治氏とのコラボ、COLUMBIA BLUE PROJECTをはじめ、他の製品もいい感じにカジュアルなアウトドアテイストにまとまってる。
上のパンツなんかはポリエステルとコットンの混紡で、グラミチみたいに股下がガゼットクロッチなんだけど、履いたときのラインが、オンライストアの商品ページで見れるのだけども、なかなか格好良い。
他のブランドがとにかく機能、機能で攻めてくる中、値段と機能とファッション製のバランスがよくて、素晴らしいと思います。
例えばコロンビアのレインジャケットは「ゴアテックス」じゃなくて「オムニテック」という生地を採用してるのですけど、ゴアのジャケットより1万円近くお安いのですよね。勿論、値段なりの性能の違いはあるのかも知れないけど、こちとら3,000m級の山に登るわけでもないわけで。
勿論、山ではいつどんな天候にあたるかわからないのは、僕も北海道の樽前山に行った際に、途中で物凄い豪雨にやられて、手持ちのユニクロのポケッタブルパーカーは「撥水」という言葉を口にし終わる間もなく一瞬で浸水、どえらい目に遭った経験もありますし、適材適所ではあります。何でもいいわけではない。ただ街で着ることを考えたら、ゴアとかオーバースペック過ぎる。コスパ悪い。個人的にゴアで手を出せる値段なのはモンベルのストームクルーザーくらいですし。
外国人って、ハイキングのときとか、すげえ適当な格好してるじゃないですか。ネルシャツにチノパンとか。あのフィーリングが好きなのですよ、自分。でも、休日山に行くと、低山でもなんか物凄いスポーティだしブルジョワチックだしで、ちょい好みでないのですよね。
なんだけども、はじめて山に登ったとき、僕は真夏にフツーのジーンズで登ったのだけど、あれはホントに気持ち悪い。何でもいいわけではないんですよね。
ちょっとそのあたり、最低限のスペックをクリアしつつ、いい感じにカジュアルっていう、コロンビアがなんかそういう素敵な感じになってる気がします。個人的な感覚ですけど20年くらい前のパタゴニアにあった(そして今はなくなった)フィーリングっぽい気がします。
僕みたいに「おっさんくさいブランド」ってまだ思ってる人がいたら、是非再チェックをば。
夏はサコッシュがとても便利。
自分がサコッシュを知ったのは、山登りグッズとして、でした。去年ちょうど山登りを始めた頃に、雑誌「山と渓谷」の付録にサコッシュがついてきまして、それで。
山と溪谷 2016年8月号 山の日特別企画「知ろう、歩こう! 日本の山」見る・登る 美しき日本の山岳風景60選、知る・考える 日本の山の過去・現在・未来 特別付録 山と溪谷オリジナルサコッシュ付
- 作者: 山と溪谷編集部
- 出版社/メーカー: 山と渓谷社
- 発売日: 2016/07/15
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紐の長さ調整ができるようにカスタマイズして使ってます。
サコッシュ。名前がいいよね。気の抜けたスカッシュみたいな。レモンサコッシュ。
もとはフランス生まれで、自転車ロードレース用に作られたものらしいのですけどね。登山グッズと自転車グッズって、ウェアとか特に、要求されるスペックが近いので、割と共通点が多い気がします。
サコッシュは夏の追加ポケット
皆さんは例えば、ちょいと駅前まで買い物に出掛ける、っていう時に、何を持って行きますか。
まず今どき、スマホは欠かせないですよね。行ってすぐ帰るならともかく、もしかしたらあちこち見て回るかも、と考えたら、スマホの充電ケーブル、もしくは小さいモバイルバッテリーも持っていきたいところですよね。
そして勿論お財布。音楽が好きな人ならイヤホンも持つでしょう。大人ならハンカチも持って歩きたい。それに加えて僕の場合、老眼鏡と、あとホント恥ずかしいのですけど、イマドキまだ喫煙者なので、煙草とライター、携帯灰皿も持ち歩きます。
どれもそれほど大きなものではないので、秋冬であればコートのポケットに全部放り込んで出かけることもできるのですが、問題は夏。
特に昨今のクソ暑い夏、僕も休日はほとんどTシャツに短パンにサンダルという出で立ちなので、ポケットが殆どない。
そこでサコッシュの出番となるわけです。
カバンじゃだめなの?
ショルダーバッグとかリュックとかウェストポーチとか、代替になるものはそりゃ勿論山のようにあるんですが、サコッシュって基本ペラペラなんですよね。なんかそのペラペラ感が、お気楽で、大げさな感じがしなくて、夏場の薄着にフィットする感じとか、まさに「追加ポケット」な感じでいいんですよね。
サコッシュの基本形は上の写真のように、ただのナイロン袋の2/3位の位置に紐がついていて、紐より上が折り返して蓋状になっているだけ。僕のやつは手前にメッシュポケットがついていて、すぐ出したいものはこっちに入れられる。もし、ちょっと大きいものを入れる場合も、袋を折り返さない状態にすれば入れられる。結構万能です。バッグいろいろ持ってるんですけど、夏場は気づくとだいたいサコッシュにポンポン物を放り込んで出かけてます。
結構種類がある
あんまり便利なので、さらにもっと便利なやつはあるのかと、先日、山グッズのお店に行ってチェックしたら、結構種類があるんですよね。ガチの山ブランドの製品なら、強度の強いナイロンを使用していたり、それでいて値段も馬鹿高くはない(山ブランドものはモノ良い分、高いですからね)。
個人的には、ジッパーがついたりすると気持ちオーパースペック、に感じるのですけど、まあ人によってはジッパーくらいついてて欲しいかも知れないし、いろいろあるのはいいことです。
とはいえ、基本構造はホント単純なので、自分で作ったりするのもアリかも知れないですね。とにかくひとつ持ってると便利だと思います。オススメ。
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サラリーマン30周年。
サラリーマン30年て、まだこの辺かね。どーなの。
エレカシも30周年、コレクターズも30周年、S&Bの本生シリーズも30周年、はーめでたいね、とか言いつつ、基本、人ごとであった。
が。自分自身、今年の終わりにはサラリーマン30周年であることに気づいてしまった。平成元年の1月、専門学校最後の冬休みもそこそこに会社に通い出して、もうそんなになるのだ。光陰矢の如し。
まあ転職は多かったので、勤続30年、とかではないが、自分が働き出した頃にはそんな呼び名はなかった「IT業界」で、30年生き延びた。野比のび太。という訳だ。
紙と鉛筆でコーディングの時代
働き出して10年くらいは、インターネットもない携帯もない、パソコンなんか持ってたら「家、金持ち?」って聞きたくなる時代だった。
プログラムを書くときは端末に向かっていたが、設計は紙と鉛筆でやる時代だった。コーディングシートもフローチャートも紙に鉛筆で書いてた。席で煙草ふかしながらプログラムを作ってた。レコード程も大きいのに、200MBかそこらの容量しかない磁気テープを、東京から名古屋まで新幹線で運んでった挙げ句、データの書き込みに失敗してて中身が空っぽだった、なんてこともあった。牧歌的。
時は流れて
マイクロソフトからWindowsがリリースされて。インターネットが現れて。普通の人もパソコン買うようになって。ケータイが普及して。ガラケーがスマホになって。電車の中で殆どの人が掌の中のスクリーンだけ見て過ごすようになって。
世の中の様相は物凄く変わったが、自分がやってる仕事は、本質的にあんまり変わってない。要件訊いて設計して実装して提供する、その繰り返し。とはいえハードウェアの進化は凄まじく、そこで使うソフトウェアも随分と変わった。ただ集計した結果をプリントアウトすればいい時代ではなくなって、色んな要求に応えなくてはならなくなった。それはそれで楽しかったが。
帰れない日々が減った
システムのメンテナンスやリリースというものは基本的に、それが使われていない時間帯に行われる事が多いので、どうしても休日出勤や夜間作業というものが発生する。そしてトラブルが起きれば使う人の業務が止まってしまうので、リカバリーするのに何日も徹夜になることもあった。自分は最高で10日間、一睡もせずに仕事した事があった。人間10日も寝ないでいると免疫力も何もかも低下する。その時も最後は、屋外の喫煙所のベンチで横になってて虫に刺されただけで、頭が1.2倍くらいに腫れ上がってしまった。休むわけにもいかず、しかしデコも瞼もパンパンに腫れ上がり恥ずかしいので、サングラスをかけて出社した。寺尾聰。
ここ2、3年くらいで随分変わったな、と感じるのは、そんな残業が減ったなあ、と。まあ元々がおかしいのだけど、ようやくそういった長時間労働が問題視される風潮になって、大手の会社であれば残業時間のチェックが入るようになった。
努力はしたけどだいたい「運」
大企業の社員というわけではないから、ここまでやってこれたのは、今の会社が小さいながらもきちんと成果を出してきたことに対する評価あってのことで、その中で自分自身も、そんな会社の社員として、辛うじて恥ずかしくない程度には、成果を上げて来られたからかな、と思う。
時にはリスクも取ってきた。凡そ身の丈に合わない規模、かつやったこともないような業務を「出来ますよ」なんて答えちゃってから、大手町のホスティングルームで「どうしたもんかね」なんて独り言言いながら、連日サーバーと向き合ってた事もあった。
なんで今までやってこれたのか。頑張ってきた自覚もあるけど、殆ど「運」なんじゃないかな、とこの頃は思う。
割り切り
自分はフリーのプログラマーとして食っていた時代もあったので、技術が全てだと思っていたし、技術がない人間は仕事なんか貰えない、と思っていた。
結婚を境に、その辺の考え方は物凄く変わった。結婚後パソコンが壊れてしまってから、自分のパソコンを買う余裕がなかったのもあるし、家にいてまでコンピュータを触っていたくなくなった。
その分、会社では頑張った。職場にいる間に、手元の道具だけで、きっちり成果を出す。ひとたび会社を出たら、会社の人たちと飲みに行って仕事の愚痴を吐くこともしない。会社以外の場所で仕事のことを考えるのは、せいぜい行きの電車だけ。その辺の割り切りによって、メリハリが出来たことは、自分にとっては結果的には良かったのだと思う。
が、この頃、会社の(比較的)若い奴らが色々学んでいるのがちょっと、懐かしかったり羨ましかったりしている。
最近たまたま縁あって、15年ぶりくらいに中古のパソコンを入手出来た。出来た、という言い方は変だが、テレビとパソコンはもう一生買うことがないと思っていたくらいなので、たまたまとしか言いようがない。今は離婚して時間もあるし、折角なので、自分の仕事では今のところ縁のない、モバイル向けの開発でも勉強してみようかな、という気持ちになっている。
若い技術者は往々にして最新のイケてる技術が実際の仕事の現場に採用されないことに不満を持つものだし、それはそれでよくわかるが、結局言語やテクノロジーは道具でしかない。客の困りごとについて問題解決できるのであれば、道具は関係ない。だから何かを学ぶとき、自分は単に引き出しを増やす気持ちで取り組んでいる。それがベストとは思わないが、それでやってこれたのだから、それはそれで一つの形ではあろうかと思う。
来年9月に特定派遣が廃止になる
そのことが、自分の仕事ぶりに影響があるのかないのかよくはわからない。まあ仮にあったとして、あんまり不安視はしてない。自分自身既にいい歳だが、自分より仕事の出来ない奴は腐るほどいる。仕事のやり方をわかっていて、問題解決できる技術さえあれば、食っていけなくなることはないだろう。まあその楽観的な性格故、30年もサラリーマンやってこられたんだな、とは思う。あとはとにかく、体だけは丈夫だったこと、かな。メンタルも体も、3回ずつくらい死んでてもおかしくなかったようにも思うし。
そんなわけで30年間、サラリーマンとしてサバイブした俺、お疲れさまなのである。
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自分の匂いは自分で選ぶ。
夏ですね。
朝晩満員の通勤電車に乗っていて、水牛の群れにでも囲まれたんじゃないか、と感じる日々が増えてきました。ええ、臭いの話です。
そんな敏感な私なので、実は香水に少々拘ってたりします。
きっかけは香り系柔軟剤(悪い意味で)
ダウニーとかの香り系柔軟剤って、いつ頃から流行り始めたのかな。一過性のものかと思ったら今や結構定番化している気がするのですけど、とにかく、それが出回り始めた頃、たまたま家族が買って、使っていた時代があって。
するとどうも、体が痒くなるんですよね。僕はフローラル系の匂いが基本的に苦手で、その製品の匂いにアレルギー反応を示してたのか、それとも製品に含まれる何かが合わなかったのか、それは結局わからなかったのだけど。
それをきっかけとして改めて考えたのは、シャンプーでもボディソープでも整髪料でも、ありとあらゆるものにいろんな香りがついていて、それらがごっちゃに混ざって、それが自分の匂いってことになっちゃうことに、釈然としないものを感じ始めちゃって。30代後半くらいだったのかな。
それからは、気に入った匂いを自分で選んで付けて、石鹸とか洗剤はなるべく無香料を選ぶ、というスタイルに落ち着きました。
他人の香水のレビューほど当てにならないものはない。
気に入った匂いを探す、というのは、殊の外難しくて、例えば人様のレビューを読んでから、実際にその香水を嗅いだときに、あまりに自分の印象が異なりすぎて、ふむ、香りに関する感性ってこんなに人によって千差万別なのか、と実感させられる事が多いです。
例えば今、僕が使っている香水ですが、複雑で静かな香りだなあと僕は思うのだけども、レビュー見ると「バスクリンの香り」って一蹴してる人もいる。そういう人にとっては、ベルガモットに何か加わった類の匂いは、全部バスクリンなのかな、と思わずにはいられないけど。
あと、若い人がよく「これは失敗。おっさんの床屋臭」ってレビューで言うんですが、僕なんかは床屋臭、嫌いじゃないんですよね。そもそも床屋が好きだし。蒸しタオルとか剃刀とか、変わらない昭和マナーな感じが。
僕の中で床屋っぽい香りと言えばドラッカーノワールとかオールドスパイスなんですけど、たまにすれ違った奴がオールドスパイスとか付けてると「やるなこいつ」とか思っちゃう。
だから結局は主観、自己満足、自分が気分よくいられる匂いを探して選ぶしかない。
最初はこれで学びました。
幾つかの香水を試した後に、とにかく種類が多すぎて、そもそもどんなものがよいのかもよくわからない。そこでまず、本でも読んでみるかと、国内ではそもそもそんなに数がない香水のレビュー本というものをあたってみました。もう随分前に出た本だけども、香水レビュー本には究極の一冊があります。
- 作者: ルカ・トゥリン&タニア・サンチェス,芳山むつみ
- 出版社/メーカー: 原書房
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1,437種類の香水を、ルカとタニアの二人が一つにつき数行のコメントで、ただ言いたい放題に批評してるだけの本なんだけど、批評の表現がとにかく面白い。酷評されてるものも沢山あるのだけど、あまりに酷い言われよう過ぎて、逆に嗅いでみたくなったり、割と読んでるだけでも楽しい本です。
洗剤は無香料、柔軟剤は使わない。
冒頭書いたとおり、いろんな匂いが混じるのが嫌なので、洗剤は無香料のものを使うようにしています。最近はこれ。
好んで香り系柔軟剤を使う人にとっても、洗剤の香りが柔軟剤の香りとぶつかっちゃうのを避けるために、洗剤の方を無香料にする人は昨今多いみたいですね。
値段は関係ない、と言えればいいのだけど。
高けりゃいい匂い、安けりゃ安っぽい匂いかと言えば、そんなこともなくて、安くても好きな香水も幾つかあります。ただ、眉間辺りにツーンとくるというか、頭が痛くなる匂いってあるんですよね。安い香水の場合、化学香料をふんだんに使ってる事が多くて、そのせいかな、と感じる事がたまにあります。
また、高い安いに関わらず、リピートして買ってみたら印象が全然違っちゃったりすることがよくあります。高いものの場合は、天然香料が入手困難になって、違うものに置き換えられたり、安いものの場合も生産地とかコストの問題か、何らかの理由でちょっと配合が変えられたり、と、ロングセラーの定番品でもそういうことはままあるようで。
そんなこんなで、もう一生これ一本でいいや、というものに出会えれば楽なんだけど、なかなかないです。
最後に好きな匂いと言うことで、ティエリーミュグレーのA*Men、という香水について書きたいのだけど。
これ、海外のユーザーレビューサイト、例えばbasenotesとか見ると、賛否両論、もの凄い数レビューされてて、何回も年間ベストに選ばれた香水です。
A*Men / Angel Men by Thierry Mugler (1996) — Basenotes.net
調香の構成を見ると、トップノート、つまり、付けてすぐ香ってくるのがベルガモット、ラベンダー、ペパーミント、トップノートが落ち着いてから香ってくるミドルノートがコーヒー、タール(炭)、パチュリ、で最後、長く残るラストノートがバニラ、キャラメル、チョコレート、ムスク、って事になってて、パッと見ただけだと「絶対おかしい」と思うんだけど(笑)このラストノートが、このリストからは想像がつかない不思議な匂いで。
なんか綿あめの向こうに漂う、墨汁みたいなインクみたいな、炭っぽい匂い、こんなよい匂いを他で嗅いだことがない。まあそれも、先のbasenotesとか見ても、人それぞれ感じ方は千差万別ですけども。
ただ自分が常用するとしたらば、特に夏場は、甘い綿あめっぽいところは要らないので、そのインクみたいなとこだけ似てる香水を探してるのですが・・・なかなか出会えんですね。
どんないい匂いも付けすぎたら台無し。
季節関係なく、ですけど、この季節は特に、どんないい匂いでも、付けすぎはホント全てが台無しなので気をつけましょう。強く出る匂い、逆に香りづらい匂い、色々あって適量もなかなか難しいんですけども、ね。
あと登山とかアウトドアの時もお勧めしないですよ。虫やら何やら寄せつけちゃうので。
それでは。
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ベースパスタ(完全食)で一日一食(第3回)
さあ週末がやってきたので、手持ちラスイチのベースパスタを頂きますよ。
これ、平日はなかなか出来ない企画なので、ね。
ソース何にしようか。
前回のすだち醤油が結構よかったんで、和で行こうか悩んだけども、最後はこれにしてみます。
レンジで生麺をいい感じに茹でる工夫をしてみる。
前回に引き続き、レンジでパスタなやつを使うのだけども、モノが乾麺用にチューニングされてる(と思う)ので、前回は茹で上がりの感覚がちょっと個人的に完成度低かったんですわ。
なので今回は水の量を二人前にしてみます。その場合は、レンジ時間は8分プラス茹で時間、ということになるので、10分でセット。
調理中。
試食。
茹で上がりは結構狙い通り、もちもち生パスタフィーリングに仕上がりました。見た目はなんだろ、豆乳和え蕎麦?ストレンジ。
ベースパスタをいろいろなソースで3回食べてみて、毎回感じる事がありまして、それは「毎回、味が濃く感じる」のですよね。今回も、美味しいんだけど、ちょっと塩っぱく感じてしまった。
個人的な体調とかも関係してる可能性があるのだけど、僕個人、日ごろ特に薄味嗜好というわけでもないし、これは、ソースの味がはっきり出やすい麺なのかな、と個人的には感じます。
薄めのそうめんつゆとか試してみてもよかったかな?この夏、気が向いたらまた、続きをやるかもしれません。
最後にもう一度。
ベースパスタは「一食分の必要な栄養素が入った完全食」ですよ。これで一日過ごせる非常食とは違いますからね!ご注意。っていうかそんな勘違いするあわてんぼさんは俺だけですよねそうですよね。
とはいえ商品コンセプト的には、健康食・非常食というより、もっと何というのかな、新しいライフスタイル的な、そういうとこを狙ってる感がありますね。
ま、そういう蘊蓄は抜きとしても、この麺の不思議な食感、割とクセになるかもです。お試しあれ。
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- 発売日: 2016/02/24
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ベースパスタ(完全食)で一日一食(第2回)
ベースパスタは一日分ではなくて一食分だった
前回のエントリをFBにシェアしたら、友人から指摘を受けた。
「一日分じゃなくて一食分じゃないっすか?」
えーまじー。てことわー、これわー、一日三回食べるものですよ、って事ですか。
ホントだ書いてあった(笑)
というわけで冒頭に大きく訂正させてもらいました。ベースパスタは一食に必要な栄養素が入っている完全食。これを知った時点で、私のテンションはただ下がりですが、しゃあないので俺のコンセプトは曲げずに二日目行きます。
鍋を片すのは面倒くさい。
前回はちゃんと鍋にお湯を張って麺を茹でたのだけど、鍋、ザル、その他、独り暮らしの狭いキッチンではこれらの片付けが面倒くさい。それもこれも「これで一日賄えるなら」との想いからであったが、一食分じゃん!てことで(すみません単なる逆ギレです)ここはお気楽にレンジで茹でることにする。
一人前500ccの水を張り
袋の中で二つ折りになっている麺を伸ばしながら
全部入れたら蓋をして
タイマーは一人前の場合、茹で時間プラス5分。ということで、7分でセット。
茹で上がったら湯切り口からお湯を切ります。ラクチン。
本日のソースは和でいってみよう
昨日の試食で結構な小麦テイストを感じたので、うどん用のまぜつゆを試してみます。
やま磯さんのさるかに合戦もふりかけて彩りよく。
試食。
うん、すだち醤油も悪くないです。うどんフィーリングで行ったつもりが太い蕎麦テイストになったのは不思議だが。
でさ、冒頭書いたとおりこれが一食分てことでしょう。これ、Amazonで現在650円ですよ。てことは松乃家のロースかつ定食よりも吉野家の納豆黒カレーよりも高いんだよね。いや、比べる対象が間違ってるんだけどさ。
これを三食食べればまさに完全なわけですが、んー、んー、どうなんでしょう。
今日はこのあと夜勤なんだけど、はてさてお腹は持つのだろうか。ていうか食べたらいいじゃん、てことか。うぬぬぬぬ。
ベースパスタ(完全食)で一日一食(第1回)
※この記事では大嘘を書いてしまっていたので次のエントリで訂正させて頂きます。
皆さんはベースパスタというものをご存じだろうか。テレビや著名人のツイートなどで巷にはよく知られているらしい。
自分は何で知ったかというと、山で食べるフリーズドライ食や、保存食の類をAmazonで探しているときに、Amazonさんにオススメされたので、素直に乗っかってポチってみた。
完全食とはなんぞや
完全食のコンセプトは簡単に言うと「一食で一日に必要な栄養素を賄える」ということである。もう少し難しく言ってみても多分そういうことだ。必要十分。分かり易いコンセプト。袋の裏面を見るとこういうことである。
だがここで問題がひとつある。それはカロリーである。
ベースパスタ一食のカロリーは上記の表に在るとおり、384kcalである。
ネットで改めて調べると「一般的な成人の摂取カロリーの目安は、だいたい1800kcal~2200kcal前後」とある。そして往々にして、我々は日頃、必要なカロリー量を大幅に超えた食生活をしている。
どういうことかというと、例えば私の場合、まず朝は会社の最寄り駅に着くと、毎朝そこにあるパン屋でパン一つとエスプレッソのダブルを頂くというのが日課になっている。
そしてコンビニで朝おにぎり一つ買って、最近は昼食はそれのみとしている。
そして定時近くにはきっちりお腹が空くので、その辺でメロンパンなど頂く。パンというものは存外にカロリーが高いモノがあり、下手にチョコデニッシュドーナツなどというモノを手にしてしまうと、カツ丼かよ、ってなくらい高カロリーなので危険である。
そんな危険を回避しつつも、仕事を終えて一時間半の通勤コースの後にはぐったりと疲労困憊し、お腹が空いても遅い時間なのでそこは軽く抑えるべきところを「今日も一日ごくろうさま」などと自分に労いの声をかけ、完全に甘やかしモードに突入し、酒を食らう、肉を食らう、脂っこいものを食らう、なんならデザートも頂く、みたいなことになってしまうと、結局一日3,000kcal近くは摂ってしまうことになりかねないのだ。
そのノリでベースパスタを食べると、これは栄養を摂り過ぎる、ということになり、それは「あーあ」って感じに思えてしまうのである。
であればここは、必要な栄養素は一食で補えてるのだから、ということで、ベースパスタ一食で過ごすのが正しい中年男性の在り方と思えるのである(多分間違いです)。というわけでそれを実績してみたい。
今回は普通にパスタソースで。
Amazonの評価を見ると「パスタとは名打たれているが食感は蕎麦に近い」などと言う者もいるので、とりあえず手元には三食分のベースパスタがあり、三回食べるうちには色々なソースを試してみたいが、まずは王道のパスタソースで行こうと思う。パスタだし。つうわけで今回はこちら。
トップバリュ。いいね。安いね。
茹で時間は2分
普段、乾麺のパスタを茹でる時には、鍋出すのが面倒いのと時間の短縮のため、レンジで短時間で茹で上がるやつを使っているのだが、生麺なのでここはたっぷりのお湯で茹でたい。だがベースパスタの茹で時間は2分と、これまた短いのである。2分の茹で時間のために鍋を出し10分近く沸騰まで待って、挙げ句最後は鍋を片さないといけない。ちょっとここにアンバランスさというか、スローなのかファストなのかどっちなんだよ君は、と、違和感を感じるのは私だけでせうか。まあよい。茹でる。すげえ腹減ったし。
グラグラ
ザーッ
タバアッ
へいおまち。
試食。
まず麺の見た目は上の写真の通りの蕎麦フィーリングである。だが食感はかなりモチモチ。チアシードのブチプチ感もあり、そしてなにより小麦の風味が結構ある。昔、パスタの製麺機を持っていたことがあるが、それで作った麺に似た感触もある。麺としてはかなりイケてるように思います。ボロネーゼソースだとソースが強すぎたかな。
というわけで味は問題なし、栄養もバッチリキマったところで、お腹はどうなのかというと・・・・食べ足りないな(笑)
ひとまず今回は終わりにしますよ。おやつ食べたい(笑)