東京さばい部

TOKYO SURVIVE 東京砂漠で生き残れ

ベースパスタ(完全食)で一日一食(第3回)

さあ週末がやってきたので、手持ちラスイチのベースパスタを頂きますよ。

これ、平日はなかなか出来ない企画なので、ね。

 

ソース何にしようか。

前回のすだち醤油が結構よかったんで、和で行こうか悩んだけども、最後はこれにしてみます。

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レンジで生麺をいい感じに茹でる工夫をしてみる。

前回に引き続き、レンジでパスタなやつを使うのだけども、モノが乾麺用にチューニングされてる(と思う)ので、前回は茹で上がりの感覚がちょっと個人的に完成度低かったんですわ。

なので今回は水の量を二人前にしてみます。その場合は、レンジ時間は8分プラス茹で時間、ということになるので、10分でセット。

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 調理中。

 

試食。

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茹で上がりは結構狙い通り、もちもち生パスタフィーリングに仕上がりました。見た目はなんだろ、豆乳和え蕎麦?ストレンジ。

 

ベースパスタをいろいろなソースで3回食べてみて、毎回感じる事がありまして、それは「毎回、味が濃く感じる」のですよね。今回も、美味しいんだけど、ちょっと塩っぱく感じてしまった。

個人的な体調とかも関係してる可能性があるのだけど、僕個人、日ごろ特に薄味嗜好というわけでもないし、これは、ソースの味がはっきり出やすい麺なのかな、と個人的には感じます。

薄めのそうめんつゆとか試してみてもよかったかな?この夏、気が向いたらまた、続きをやるかもしれません。

 

最後にもう一度。

ベースパスタは「一食分の必要な栄養素が入った完全食」ですよ。これで一日過ごせる非常食とは違いますからね!ご注意。っていうかそんな勘違いするあわてんぼさんは俺だけですよねそうですよね。

とはいえ商品コンセプト的には、健康食・非常食というより、もっと何というのかな、新しいライフスタイル的な、そういうとこを狙ってる感がありますね。

ま、そういう蘊蓄は抜きとしても、この麺の不思議な食感、割とクセになるかもです。お試しあれ。

 

ベースフード 完全栄養パスタ BASE PASTA 145g

ベースフード 完全栄養パスタ BASE PASTA 145g

 

 

レンジでパスタ 1.2L PS-G62

レンジでパスタ 1.2L PS-G62

 

 

 

 

 

ベースパスタ(完全食)で一日一食(第2回)

ベースパスタは一日分ではなくて一食分だった

前回のエントリをFBにシェアしたら、友人から指摘を受けた。

「一日分じゃなくて一食分じゃないっすか?」 

えーまじー。てことわー、これわー、一日三回食べるものですよ、って事ですか。

BASE PASTA(ベースパスタ)|ベースフード株式会社

ホントだ書いてあった(笑)

 

というわけで冒頭に大きく訂正させてもらいました。ベースパスタは一食に必要な栄養素が入っている完全食。これを知った時点で、私のテンションはただ下がりですが、しゃあないので俺のコンセプトは曲げずに二日目行きます。

 

鍋を片すのは面倒くさい。

前回はちゃんと鍋にお湯を張って麺を茹でたのだけど、鍋、ザル、その他、独り暮らしの狭いキッチンではこれらの片付けが面倒くさい。それもこれも「これで一日賄えるなら」との想いからであったが、一食分じゃん!てことで(すみません単なる逆ギレです)ここはお気楽にレンジで茹でることにする。

 

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一人前500ccの水を張り

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袋の中で二つ折りになっている麺を伸ばしながら 

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全部入れたら蓋をして

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タイマーは一人前の場合、茹で時間プラス5分。ということで、7分でセット。

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茹で上がったら湯切り口からお湯を切ります。ラクチン。

 

本日のソースは和でいってみよう

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昨日の試食で結構な小麦テイストを感じたので、うどん用のまぜつゆを試してみます。

 

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やま磯さんのさるかに合戦もふりかけて彩りよく。

 

試食。

うん、すだち醤油も悪くないです。うどんフィーリングで行ったつもりが太い蕎麦テイストになったのは不思議だが。

 

でさ、冒頭書いたとおりこれが一食分てことでしょう。これ、Amazonで現在650円ですよ。てことは松乃家のロースかつ定食よりも吉野家の納豆黒カレーよりも高いんだよね。いや、比べる対象が間違ってるんだけどさ。

これを三食食べればまさに完全なわけですが、んー、んー、どうなんでしょう。

 

今日はこのあと夜勤なんだけど、はてさてお腹は持つのだろうか。ていうか食べたらいいじゃん、てことか。うぬぬぬぬ。

 

ベースフード 完全栄養パスタ BASE PASTA 145g

ベースフード 完全栄養パスタ BASE PASTA 145g

 

 

レンジでパスタ 1.2L PS-G62

レンジでパスタ 1.2L PS-G62

 

 

やま磯 さるかに合戦 48g 1本

やま磯 さるかに合戦 48g 1本

 

 

 

 

ベースパスタ(完全食)で一日一食(第1回)

※この記事では大嘘を書いてしまっていたので次のエントリで訂正させて頂きます。

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皆さんはベースパスタというものをご存じだろうか。テレビや著名人のツイートなどで巷にはよく知られているらしい。

自分は何で知ったかというと、山で食べるフリーズドライ食や、保存食の類をAmazonで探しているときに、Amazonさんにオススメされたので、素直に乗っかってポチってみた。

 

ベースフード 完全栄養パスタ BASE PASTA 145g

ベースフード 完全栄養パスタ BASE PASTA 145g

 

完全食とはなんぞや

完全食のコンセプトは簡単に言うと「一食で一日に必要な栄養素を賄える」ということである。もう少し難しく言ってみても多分そういうことだ。必要十分。分かり易いコンセプト。袋の裏面を見るとこういうことである。

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だがここで問題がひとつある。それはカロリーである。

ベースパスタ一食のカロリーは上記の表に在るとおり、384kcalである。

ネットで改めて調べると「一般的な成人の摂取カロリーの目安は、だいたい1800kcal~2200kcal前後」とある。そして往々にして、我々は日頃、必要なカロリー量を大幅に超えた食生活をしている。

どういうことかというと、例えば私の場合、まず朝は会社の最寄り駅に着くと、毎朝そこにあるパン屋でパン一つとエスプレッソのダブルを頂くというのが日課になっている。

そしてコンビニで朝おにぎり一つ買って、最近は昼食はそれのみとしている。

そして定時近くにはきっちりお腹が空くので、その辺でメロンパンなど頂く。パンというものは存外にカロリーが高いモノがあり、下手にチョコデニッシュドーナツなどというモノを手にしてしまうと、カツ丼かよ、ってなくらい高カロリーなので危険である。

そんな危険を回避しつつも、仕事を終えて一時間半の通勤コースの後にはぐったりと疲労困憊し、お腹が空いても遅い時間なのでそこは軽く抑えるべきところを「今日も一日ごくろうさま」などと自分に労いの声をかけ、完全に甘やかしモードに突入し、酒を食らう、肉を食らう、脂っこいものを食らう、なんならデザートも頂く、みたいなことになってしまうと、結局一日3,000kcal近くは摂ってしまうことになりかねないのだ。

そのノリでベースパスタを食べると、これは栄養を摂り過ぎる、ということになり、それは「あーあ」って感じに思えてしまうのである。

であればここは、必要な栄養素は一食で補えてるのだから、ということで、ベースパスタ一食で過ごすのが正しい中年男性の在り方と思えるのである(多分間違いです)。というわけでそれを実績してみたい。

 

今回は普通にパスタソースで。

Amazonの評価を見ると「パスタとは名打たれているが食感は蕎麦に近い」などと言う者もいるので、とりあえず手元には三食分のベースパスタがあり、三回食べるうちには色々なソースを試してみたいが、まずは王道のパスタソースで行こうと思う。パスタだし。つうわけで今回はこちら。

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トップバリュ。いいね。安いね。

 

茹で時間は2分

普段、乾麺のパスタを茹でる時には、鍋出すのが面倒いのと時間の短縮のため、レンジで短時間で茹で上がるやつを使っているのだが、生麺なのでここはたっぷりのお湯で茹でたい。だがベースパスタの茹で時間は2分と、これまた短いのである。2分の茹で時間のために鍋を出し10分近く沸騰まで待って、挙げ句最後は鍋を片さないといけない。ちょっとここにアンバランスさというか、スローなのかファストなのかどっちなんだよ君は、と、違和感を感じるのは私だけでせうか。まあよい。茹でる。すげえ腹減ったし。

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グラグラ

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ザーッ

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 タバアッ

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へいおまち。

 

試食。

まず麺の見た目は上の写真の通りの蕎麦フィーリングである。だが食感はかなりモチモチ。チアシードのブチプチ感もあり、そしてなにより小麦の風味が結構ある。昔、パスタの製麺機を持っていたことがあるが、それで作った麺に似た感触もある。麺としてはかなりイケてるように思います。ボロネーゼソースだとソースが強すぎたかな。

というわけで味は問題なし、栄養もバッチリキマったところで、お腹はどうなのかというと・・・・食べ足りないな(笑)

ひとまず今回は終わりにしますよ。おやつ食べたい(笑)

 

レンジでパスタ 1.2L PS-G62

レンジでパスタ 1.2L PS-G62

 

 

 

「いまモリッシーを聴くということ」を読みました。

前回のエントリでオノヨーコの事を書いた。オノヨーコにシンパシーを感じてしまう理由を、エントリをアップしてから暫く考えていたのだが、僕は周りに叩かれようが何だろうが自分を曲げないという、その精神にこそサバイブ魂を感じずにいられないのかな、てなことを思いました。


同じように、知名度と比例して、賞賛と同じくらい物凄く叩かれる人たち、として思い浮かべるのは、これまた前回のエントリでも触れたボーイ・ジョージ、既に鬼籍の人ではあるがマイケル・ジャクソン、そして元ザ・スミスのフロントマンで、解散後30年近くソロでやっている、モリッシーの名前が浮かぶ。

モリッシーを知らない人にどういう人なのか説明するのはちょっと難しいが、ものすごくざっくりと言ってしまうと「ネットが普及する前から炎上マーケティングのプロだった人」みたいな感じ、なのかな。

そんなモリッシーに関する本が2017年の春、突然書店に並び始めた。

 

いまモリッシーを聴くということ (ele-king books)

いまモリッシーを聴くということ (ele-king books)

 

 

僕自身、高校時代はリアルタイムでザ・スミスのファンだったのだが(ザ・スミスは1987年に解散)ソロになってからのモリッシーは殆ど聴いていなかった。何でかと言えばモリッシーの書く歌詞とギタリストのジョニー・マーの作り出す音楽の組合せは、あの時代において全く奇跡と言って良い、唯一無二のものだと感じていたから。

だが今、こんな本が書店に並ぶこと自体がとても気になり、書店で立ち読みを繰り返していたのだが、最終的には購入してしまう事となった。

 

モリッシー、もしくは大英帝国の衰退ならびに滅亡

著者自身が前書きで触れている通り、この本はモリッシーのディスクガイドの体を取ってはいるが、内容としては80年代以前から現在に至る、主に北部を中心としたイギリス史だと言える。

我々日本人にはなかなか理解が難しい、イギリスの階級問題と音楽の関係性、パンクやスカと極右団体の関係性(シャム69やザ・セレクターあたりのエピソードが出てくる)、また、我々日本人にはせいぜいモッズのファッションアイテムのひとつでしかないフレッドペリーが英国ワーキングクラスの人々に意味するもの、そういった、ブリティッシュ文化に関心のあるものならば知っておかなくてはならないエピソードが沢山載っている。

この本には出てこないが、これを読むと60年代のバンド、例えばザ・フーユニオンジャックの服をポップアートとして着たこと、キンクスが「アーサー、もしくは大英帝国の衰退ならびに滅亡」みたいなアルバムを作った事などが、また違った意味を持って見えてくる。

 

そしてモリッシーである。そうやって移ろい行く世の中で30年もの間、ずっと自身に忠実に、筋の通った創作活動を続けて来たことがよくわかる。そしてこれも日本人からはとてもわかりづらいのだが、彼の書く詩が英国人にとっては、独特のユーモアを含んだものとして支持されている様が、よくわかる本だ。久しぶりに良書に出会えた。感謝。

 

読了後、YouTubeでソロになってからの曲を色々聴いてみた。だがやはり、ザ・スミスのギタリスト兼作曲家であった、ギタリストのジョニー・マー以上のパートナーには出会えなかったようである。今は二人ともソロのアーティストとして活動しているのであるが、両者とも頻繁にザ・スミス時代の曲を演奏している。双方に違った良さがあるために、この二人が解散しないでずっとやっていたらどうなっていたのだろうかと、ただただ残念な気持ちはある。ロックの歴史における悲劇の影には、常に女ありなのである。エアロスミスしかり、チープトリックしかり。女は責めない。惚れたジョニーが悪い。知らんけど。

また前回と同じようなオチになってしまうが、モリッシーもまた今は癌と闘病中のようである。なんとか健康で、アーティスト人生を全うして欲しいと願う。

 

ワールド・ピース・イズ・ノン・オブ・ユア・ビジネス~世界平和など貴様の知ったことじゃない
 

 

 

今一番シンパシーを感じる人はオノヨーコ

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最近、オノヨーコという人物にとてもシンパシーを感じる。

気になったきっかけは、数年前に出た元カルチャー・クラブボーイ・ジョージのソロアルバムで、彼がオノヨーコのカバー曲「Death of Samantha」を取り上げていて、その歌詞を読んでからだと思う。

 

ディス・イズ・ホワット・アイ・ドゥ

ディス・イズ・ホワット・アイ・ドゥ

 

 

僕はオノヨーコほど、世界中で嫌われている人間はちょっといないと思う。

 

オノヨーコがどれくらい嫌われているのか

YouTubeに、とある動画(音声のみ)がある。敢えてリンクは貼らない。それは後期ビートルズのスタジオレコーディングの様子を録音した、恐らくは海賊盤で出回っているものから編集されたと思われるが、約20分にわたってヨーコが、当時ラブラブであったジョンの名前を呼び(叫び)続ける様子が伺える。

この当時ビートルズは、既にコンサート活動をやめており、その活動をレコーディングのみにすると宣言した後であった。つまりこの頃彼らは毎日スタジオに入り浸りになっていたのであり、そこで朝から晩まで過ごすのは、サラリーマンが会社に通うが如く、日課のようなものになっていたと思う。

それを思えば、そのうちのほんの20〜30分、もしくは一日中であったとしても、こんなお遊びのような時間があったとて、さほど不思議ではない。時代も時代なので、もしかしたら何かでハイになっていたのかも知れない。

その間バックで聞こえるピアノの「マーサ・マイ・ディア」、これはポールの曲で、繰り返しそれを弾き続ける様はまさにその作曲中だったのであろうが、そのタッチは時折叩きつけるようなトーンになり、イライラしていたように聞こえないこともない。

とはいえ、この頃は、ポールの奥さんのリンダやジョージの彼女らもスタジオに出入りしていたようであるし、何よりヨーコがいなくとも、メンバーは既に親のような存在であったブライアン・エプスタインの死をきっかけに、バラバラになりつつあった時代である。

だがしかし、さらにその後の時代、まさに解散間際の日々を記録した映画「レット・イット・ビー」で見られる、4人の真剣な演奏中にもジョンの隣にぴったり寄り添って座るヨーコのイメージは強く、がために、その後のビートルズの解散はヨーコのせいだと信じている人は沢山いる。そして解散後、ジョンが凶弾に倒れたことですら「ヨーコと一緒になったせい」と思っている人すらいる。先の動画のコメント欄も、8割方はそういう人たちのコメントだ。「暗殺者は殺す相手を間違った」とまで書いている人もいた。有名人相手なら何を言ってもいいわけではない、というモラルは、ネット上では世界規模で崩壊しているようだ。

 

先日図書館で、そんなオノヨーコの著書を読んだ。静かで強靱なポジティブネスに満ちた本だった。

 

今あなたに知ってもらいたいこと

今あなたに知ってもらいたいこと

 

 

何より凄いと感じたのは、最愛の旦那は殺され、ビートルズやその後のジョンのソロキャリアに至るまで、その関わりを悪し様に言われ、言わば「全力の悪意に満ちた世界」に生きざるを得ない彼女の一体どこから、これほどのポジティブネスが生まれるのか、ということである。

勿論関わった相手は、他の誰でもない「ジョン・レノン」である。二人とも強烈な才気に溢れた人だから、出会った事は必然とも言える。だが、これだけ人がいる世の中で、二人の出会いは宝くじ並みの確率だったと思うのである。それに出会えたという事実が、ジョンが死しても尚、彼女を支えたのは間違いないだろう。

 

だとしても、人というのはそれほど強い生き物ではない。支えてくれる人があったとして、毎日のように、会ったこともない人間から(直接でないにしろ)罵詈雑言を受け続けて、平気でいられる人はいないと思う。

 

本の中で非常に印象的だったエピソード

あることで彼女のことを酷評したメディアの人間がいたらしいのだが、彼女は毎日、彼らに対して「Bless you 誰それ」と、ひとりひとり名前入りで、祝福を続けたらしい。それを続けることでやがて、彼らよりも精神的優位に立てた気持ちになり、乗り越えることが出来たと言うのだ。不思議とそのうち、周りの反応もだんだん変わり、批判も少数になったらしい。

ある批判に反応する際に、私は傷ついた、と、感情的・攻撃的に反応する事は出来る。それは、もともとその人を擁護する立場の人からの同情は得られるかも知れない。だが中立的な第三者の共感を得られる保証はない。むしろ感情的に反応する様を、事実を指摘されてムキにならざるを得ないのではないか、と思われるかも知れない。しかも最初は味方をしていた人ですら、ずっと味方でいることは難しい。何故なら怒りに付き合い続けるのは、何より気を遣うし、疲れるのだ。

だからそれに冷静に対処することによって、理解者を増やす方が、よっぽどいい。しかしそれは、言うは易し、というやつで、わかってはいてもなかなか出来ることではない。

それをやってのけたオノヨーコに感じるのは、したたかさ、などではなく、そうやってなんとか必死に状況を乗り越えてきたのだろう、という健気さ。僕はそんなことを強く感じてしまう。

 

そんなオノヨーコも84歳

先月あたりのニュースで、今は車いす生活だという記事を見た。彼女のような人生を歩んだ人はそうそういない。数奇な人生、と言うしかないだろう。出来れば晩年は、もっと沢山の人に祝福されて欲しいと、正直思う。

ちなみに冒頭紹介したボーイ・ジョージのアルバムで、「Bigger Than War」という曲中の歌詞にも、ヨーコの事が歌われている。ボーイ・ジョージはヨーコの事をビートルズエルビスと同等、もしくはそれ以上に位置づけているかのようだ。このアルバムもまたオススメである。

Bigger than The Beatles, The Rolling Stones, bigger than Elvis, but not YOKO

Bigger than you, Bigger than me, Love is bigger than War. 

 

グレープフルーツ・ジュース (講談社文庫)

グレープフルーツ・ジュース (講談社文庫)

 
どんぐり

どんぐり

 
忘れがたき日々 ジョン・レノン、オノ・ヨーコと過ごして

忘れがたき日々 ジョン・レノン、オノ・ヨーコと過ごして

 

 


 

吉野家の黒カレー、トッピングは是非納豆で。

黒カレー登場。

新着ネタを追いかけるサイトでは既に彼方此方で紹介されているようであるが、吉野家に新メニュー「黒カレー」が、5/8から登場した。

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 画像は吉野家ホームページより

 

自分は昨日、朝の通勤バスの車窓から吉野家の前に大きなポスターが掲げられていたのを目にして、どうしても食べてみたくなったわけです。前日の晩も松乃家のロースカツカレーだった程度にカレー好きなので。キレンジャーかよ(このネタをわかる人が今どれくらいいるのか知らんけど)。

 

まず心惹かれるのはそのプライス。並盛350円てアナタ、キレンジャーの懐に超優しいプライス。

早速お店に行って各種トッピングの載ったメニューを見て、さらにたまげた。納豆トッピング。

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画像は吉野家ホームページより

 

納豆カレーなるものに、どこの店でも一定のファンが存在するのは知っていた。だが、食べてみようと思ったことはこれまで一度もなかった。結構オーセンティック野郎なんですよ私。キレンジャーのくせに。

しかし、メニューでその写真を見た瞬間に、カレールーの色からイメージされるそのコクのある辛さと、納豆のハーモニーが、目から脳へとダイレクトに伝わり、脳が勝手に「これは旨いぞ」と呪文を唱えて、導かれるようについつい頼んでしまったのである。並盛430円也。

 

なにこのミラクル

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 へいおまち

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 どーん

直感に間違いはなかった。ビビビ婚である(このネタをわかる人が今どれくらいいるのか知らんけど)。

自分の貧相なグルメ語彙ではこの美味しさをせいぜい「印度と和の出会い」みたいな、しょうもない表現しか出来ないので、まあ、食べてみてよ。

写真の通り、納豆はパックで提供されるので、オススメの食べ方は(これも直感に頼って大正解であったが)辛子は全入れ・タレは半分・あまり混ぜずにカレーにオン、である。ネギは完全にお好みで。僕は入れます。ミドレンジャーかよ(※そういうキャラ設定ではなかったと思います)。

 

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ついでに食後のおやつは天狗のピリカレーでキメました。

これ、赤い袋の激辛ピリカレーっていうのもあるんだけど、それは軽く死ねるのでオススメしません。では。

 

 

天狗製菓 激辛ピリカレー 90g 1ケース(12個入)
 

 



たまには占いに頼るのも悪くない

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季節の変わり目、特に春というのは鬱になる率が高いと聞いた記憶。

かくいう私もさばい部危うし、というくらい、この春は調子が出ない。去年の夏以降の、土曜も日曜も登山に行っていたアクティビティはどこへやら、この頃は仕事が忙しいせいもあるけども、土日は洗濯終わったら殆ど布団にこもりっきりの完全引きこもりになりかけている。

持つべきものは友、とはよく言ったもので、完全引きこもりにならずに済んでいるのは、よき友人のお誘いで、花見に呼び出されては雨に打たれ、河原でバーベキューに呼び出されては雨に打たれ、毎回ずぶ濡れになるのでやっぱり家に居たいという気持ちがますます増強して、いかんのである。

 

チタンにすがりたい。

そんなこの頃なのだが、久しぶりに肩こり頭痛に悩まされ、何かいいものないかなあと探した結果、ファイテンのチタンチェーンブレスレットが気になった。

もともとファイテンのチタンテープは大昔に試供品を貰ってから「これは効く」と絶大な信頼を置いているのだが(※個人の感想です)、敬愛してやまないザ・コレクターズのリーダー、加藤ひさし氏もファイテンのチタンネックレスとブレスレットを使用していることを思い出した。

出典:池袋交差点24時 シーズン6 #36 チタンにすがりたいの巻

ザ・コレクターズのポッドキャスト「池袋交差点24時」アーカイブ

で、これは効くんじゃなかろか?と、某ファイテンショップに向かった。

値段は間違いなくAmazonが安そうだったのだが、サイズが数種類あり、自分に合うサイズ感を知りたく、実物を確認するために行ったのである。

ショップはひなびたショッピングモールの中にあり、店員もあまりやる気なく、一つだけおいてあったブレスレットを試着させて頂きサイズを確認し、ひとまずお店を後にした。

 

そんな私の前に占い館

その間所要10分くらいであっちゅう間に用事が終わってしまったが、久しぶりに外出したのにこれだけで帰るのもつまらんね、と思った私の目の前に、占いの看板が目に入って、空いていたのでふらりと入ってしまった。

占いに入ったのはもう一つ伏線があって、実は先日、星占いの本も買っていたのである。冒頭書いた通り、どうにもこうにもやる気茄子なこの頃、何か打破するヒントはないかと何の気なしに手に取ったこの本であった。

 

獅子座

獅子座

 

まあなんつうか、獅子座の人ってこういう人ですよねー、ってのが淡々と書かれているだけっちゃだけなんですが、それが良くも悪くも、自分という存在を肯定してもらえたような、それで何か変わるわけでも何でもないんだけども、少しホッとさせてもらったのですね。

ふんで、より個別に、対面で誰かに何か見てもらったらば、実際どんなことを言われるのかね?と少しく興味が湧いたので、ふらふらっと入ってしまったのであった。

 

で、占いの結果。

結論から言うとまあ可もなく不可もなく、他の占い師がどういうことを言うのか、それは占い師さんによって様々方針があろうかと思うけども、自分が入ったところは割といいことだけ言ってくれる感じで、この先いついつ頃からは人生に一度あるかないかのモテ期が来ますよ!とか、まあそんな感じだったのですけど。

 

ただ総じて感じたのは、当たってようが当たってまいが、後押ししてくれるような事を言って貰うのは悪いことではないなと。一人で悶々と考えてると、物事悪い方向にしか考えられない時というのも、気分の状態によってはあるもので。

そんな悪いことばかりじゃないですよ、と言われるのは、場合によっちゃ気休め以上の効果があるものだな、とちょっと感じたよね。とりあえず来年運気がよくなるらしいので、それを信じて、何とかそこまではサバイブしないとなあと、ちょっと頑張る気持ちが湧いたり湧かなかったりです。

 

ちなみに某ファイテンショップの店員はテキトーすぎて、店頭で聞いたサイズはまるっきり嘘で合ってなくて、後日Amazonで買ったやつが少し短めでファックオフ。

 

ファイテン(phiten) パワーテープ X30 50マーク

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ファイテン(phiten) ネックレス チタンチェーンネックレス 50cm

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